2cv6 1日レンタルレポート

おはようございます。

今回は多分自分の個人歴でも特に思い出深い「2cv」をカーシェアサービスで借りてきて1日乗り回したというお話になります。

日本でここだけ?2cvをカーシェアしているサービス

今Googleで「2cv レンタカー」と検索をかけて出てくる唯一のサービスが
エニカというカーシェアサービス。完全個人間取引の代行をしているカーシェアサービスですが、ここで登録されているオーナーさんの車に2cvのラインナップがありました。

エニカ/2cv概要ページリンク

2cv6(スペシアル)の白い可愛げのある1台。
この投稿を見たのはまだ免許をとってない大学生時代で、九州の大学で生活していたので
東京にいつしか引っ越したら乗りたいなぁ…と思っていたところでした。

ですが、就職開始と同時に上京することになり、仕事も落ち着いた6月半ば。
給与も溜まってきたので念願のレンタル依頼を出したというところになります。

(訂正:日本で唯一と書いてましたが、京都でも2cvのレンタルサービスしてるところがあったようです。)

2cvの外観

フロント

神奈川のとある港に車を移動してきました。2cvといえば2トンカラーですが白1色っていうのもまた可愛げがあるテイストです。

リア

後ろから見ても現代車には無い特徴的なフォルムです。リバースランプが下に吊り下げられてるのも面白い。

左側

車体左側。左ハンドルのため、運転席の乗車ドアと後部座席のドア。後輪のタイヤは特徴的なカバーが付いています。

右側

こちらの左右シンメトリー。ガソリンキャップが後輪タイヤカバーの上にそのままついています。

後ろのエンブレム

2cv6には大きくスタンダード版の「スペシアル」とちょっと内装豪華版の「チャールストン」がありますが今回はスペシリアルです。

内装(前席)

運転席は狭いですが乗り込んでしまえばしっくり来る感じ。シフォンケーキの上にでも乗るかのようなフッカフカのベンチシートも座ってみると楽しいです。

内装(後席)

後部座席。今回運転したのはMT免許持ちの自分だけでしたのであれですが友達が変わりに後ろに乗ってもらうと…乗り込みはキツイが座ればうまく沈み込み丁度いいサイズ感と言っていたようです。

エンジン部

ボンネットを開けると2cvのパワーユニットが。空冷水平対向2気筒OHVガソリンエンジンが顔をのぞかせてくれます。

メカニック面

エンジンをかける

エンジン点火時のセル音がたまらない。
レンタルした日は7月寸前で午前中は1秒程度ですぐにエンジン点火。気持ち早めでも全然エンジンは掛かってくれました。

個性的なシフト操作

運転席のダッシュ中央にある丸い玉のついたノブ。これはメインのシフトで、エンジン部分にそのまま直結。ボンネットを開けるとこんな感じに動いていることが分かります。

運転してみた感想

触って楽しい2cv

触って遊べるホビーのような自動車です。実にシンプルな構造で運転した感じでもふんわりユッサユッサ揺れ動くサスペンション。車をNにして後ろから手で押せば平道なら一人で押せるぐらい軽い感じが見て取れます。

町の通行人から注目される

この現代社会において昔の時代にタイムスリップしたかのような佇まいと豪快な2気筒エンジンサウンドは歩く人々を振り向かせます。今まで車で運転していて誰かに注目されるなんて早々ないですが、2cvに至っては注目度が高い。子供から指を刺されたり(珍しい意味で)写真に取られたり。こういう体験も2cvならではのものですね。

慌てる運転操作

注意すべき点として現代の車と比べウインカーが自動で戻らない、スイッチ類が逆など情報が混同してしまうことが多く、交差点で曲がるときにシフトダウンなど同時にこなしていれば脳内処理が追いついていかない…なんて状態に。(しばらく運転してれば体がついていってくれます)

ブレーキについて

特に信号停止などで多いですがフットブレーキを踏んで効き始めるタイミングが現代車よりも気持ち遅めです。
いつも以上に早めにブレーキを踏んでおかないと前の車に追突のリスクが出てくるのでそこがちょっと気になったところでした。MTのシフト操作でうまくエンジンブレーキを使いこなしてブレーキのタイミングを見定めていけばそれもそれで段々楽しくなっていきます。

レンタルまとめ

1泊レンタル1万5千円代にハイオク満タンで累計1万7千円ぐらいでした。
非常に贅沢な時間でもありこの1万7千円分出した分だけの十分な恩恵を受けられた1日に。レンタルさせていただいたオーナーの方も非常に親切で、レンタル時に車の運転方法のチュートリアルや2cvのこぼれ話など色々聞かせていただきました。

【雑談】昔実家に2cvがあった話

「あなたと車はどんな物語がありますか…」
なんてどっかの車会社のCMみたいな話になります↓

2cv自体は私自身が生まれたときから実家にあり小学校時代まで乗っていた記憶(1999~2006年代?)がありました。(生まれて赤ちゃんの状態、初めて病院から外の世界に出たときに2cvに乗って家に帰ったとか親が言ってた記憶)

実家にあった2cv

Webページ「株式会社アウトレーヴ/シトロエン 2CV6 チャールストン」より画像引用

高知の実家にあった2cvは私が生まれたときからあったためいつ納車されたかは不明ですがおそらく80~90年代最終型の2cv6(チャールストン)の白と灰色の2トンカラーの車種でした。

団地生活からマンション生活まで色々乗り回していたようです。

とぎれとぎれではあるが脳内に残っている思い出

幼稚園時代は結構楽しく車としてファミリーカーとして走り回っていたようです。
ですが年月が経つにつれて車の状態は段々と劣化していきます。

  • 高速道路で白煙を上げて走行車線のど真ん中でエンスト、
    エンジン始動もできず車を押して非常駐車帯に移動させる…
  • 路上走行中?に排気管?ガスケット?とかパーツがどんどん外れて路上に転がりまくる

生活状況も裕福というわけではないので、メンテにかけれる資金も厳しくなっていたのでしょうか、小学生後半になる頃にはもうエンジンも回らなくなり、屋根の幌も穴が空いたりで雨漏り状態。(一時処置的にブルーシートを屋根にかぶせてはいたものの、効力もなく車内はカビだらけ?)

劣化状態はますます悪化、タイヤもパンクしきってホイールが地面についた状態。ボディーの塗装もガビガビに剥がれる。ナンバープレートは取り外され、もう車としての存在を剥奪された佇まい。もう外観で見れば車としてではなく老いぼれた重機械の残骸が家の駐車場に止まってるようなもので、とても見れたものじゃないくらいになっていきました。

親の車のせいで学校に行きたくなくなったり

この時期は小学生後半から中学生に至る時期でもあったため周りから「お前んちはこんな鉄くずが家にあるんだな。マジ貧乏で草生えるw」とか随分学校で因縁をつけられていたり。2cvを持つ親の元に育った中でちゃんとメンテナンスをしていればいいですが、手を付けられなくなった状態で育った身からすればもう当時は嫌でたまらない状態。

皆はファミリカーのワンボックスとかそんなので自慢してきたりと、いかにも子供っぽいアホらしい自慢話ばかり。車の良さもまだ分からず免許を持って運転できる年頃でもないので、ボロボロの2cvがあることに学校行くのが嫌になったという過去体験です。

最終的に廃車→FIT2に乗り換え

手を付けられなくなった2cvは最終的に2006年頃?に廃車へ。

廃車代行サービスへの引き渡し当日日は、勝手に親の目盗んで車の鍵を開けて中に乗り込んでしばらくハンドルをいじったりシフトレバーをガチャガチャするなど最後まで遊んでいた記憶がありました。エンジンキー差し込みOnに回してもエンジンは回ることなく無音のまま、何も反応は返ってこず。点火系やバッテリーも逝ってるのか、動くのは物理的な操作部分だけでした。

最後は廃車代行サービスか何かでレッカー車に吊り下げられ引きずられるまま業者に引き渡し。幼いままにも車が見えなくなるまで見送った記憶がありました。

マンションの近隣住民も物珍しそうにようやく車輪付きのポンコツを引き払ったんかと言わんばかりにまじまじと見ていたのを記憶しています。

その後はしばらく車無しで自転車生活で生計を立てて、1年後ぐらいにホンダのFIT2を新車で納車した流れです。

2cvのある家で育った過去の記憶のまとめと今の車の社会情勢に対する考え

過去には色々ありましたが、生まれてから小学生まで色々お世話になったなと思いつつある2cv。
今になってみればMT免許も取り、昔子供ながらに乗ってきた2cvを今回自分自身が運転できたことに対して
なにか心のなかでも不思議なモワモワ感を出しつつ今回の2cvレンタルでハンドルを握り運転した1日でした。

今はもうガソリン車も撤廃。そのうち「ガソリン車に乗ったら法律違反で没収」とまでは言わないでしょうが、それくらいの厳しい措置が取られる時代も近未来には必ず来ることでしょう。

この先で考えれば電気自動車しか走っていない時代に自分自身も立ち会うことになるわけですし。コスパ的に考えてみれば、このご時世に置いて「車を所持することの必要性の無さ」、「将来ど田舎にでも引っ越さない限り、車を所持することに対して不必要な選択」とイメージでは出てきます。

今後において自分の人生で車に対する考え方、将来1回は車を所持してみてもいいのではないだろうか?なんてふと思いに出てくることもあります。お仕事も安定してそのうち納車できる額は貯まるでしょうがそんな車ごとにお金をつぎ込むのか?なんていろんな考えが。

まぁ今後過ごしてみてその時の判断で選択してみたいと思います。
車のある生活。

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