卒業研究論文の留書A

章立て(予定)

序章

第1章 ハッカーとクラッカーの存在
1節 IT業界の発展
2節 近代のIT業界の発展
3節 ブラックハッカーとは
4節 国内の悪意的行為による損害事例
5節 海外でのサイバー攻撃事例

第2章 対策機構による更生への取り組み
1節 公的機関による対策政策 
2節 更生政策を行う企業
3節 ホワイトハッカーとは 
4節 ??? 

第3章 ホワイトハッカー育成による今後の社会
1節 ホワイトハッカー人材育成への需要
2節 ITリスクからネットリスクの時代へ
3節 IT社会へのリテラシー教育の重要性

終章

序章

技術革新は衰えを知らず、常日頃から進化を続けている。携帯端末の普及や身の回りの生活用品、可視できない生活様式にまで変化をもたらしたIT技術は人々の生活を豊かにしてくれる。だが、その側面で多くの危険性も広がり続けている。個人の表現の仕方の変化により広まったSNS。手続きや業務などをすべて電子化できるオンライン業務。常に人はそれらすべて快適さと引き換えに個人情報を提供している状況にある。その情報目当てに悪意的行為に走る存在ハッカーだ。本論文ではハッカー、サイバー攻撃など大小問わずITリスクに焦点を当てそれらの影響を考察していく。

第1章 ハッカーとクラッカーの存在

第1節 IT業界の発展

IT技術が多く普及するようになったのは世界的に見ると1980年代から現れ始めたアメリカの通信システム[1]から始まる。主に工場での生産技術向上の元に作られたコンピューター間をつなぐ通信システムだ。ITに関わるものは1950年代から既に登場していたが完全に一つの機械だけの隔壁されたスタンドアローンな状態。実用レベルで動きだしたのはアメリカ初となる。実用レベルというのも一つのローカル環境に置かれたデバイスが他のデバイスと相互通信、データーのやりとり(コミュニケーション)を行い始めて、周りへの普及、認知も進むようになった。何事にも楽をして業務をしたいという目的の下から始まり、作業効率化のハードウェア(操作機械)やソフトウェア(管理アプリケーション等)が開発され、次々と技術は発展し業務レベルから個人のパーソナルな分野まで広がりを見せた。当初はITという単語すらなかったものの、人々はこの飛躍ぶりからITテクノロジーの発展と呼び、全世界へと広がるようになったといわれている。重要なのは進化の過程で「人とのつながり」があったからこそITはますます需要が増加したこと。だが、人とのつながりとなれば必ず代償にしなければならないものが存在する。それは近代ITで特に重要とされている「個人情報」だ。


[1] 本吉健也「続・日米科学技術政策のパラダイム・シフト」1997 年 10 月号、2-3頁

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